絶望ノオト

ゆっくりと確実に、世界は終わっていく。

死刑制度への反対、それに代わる代替え案。

現行法の重い刑罰の一つを廃止すべきかどうか、答えの出ないあいまいな状態のまま今日まで死刑制度は存続してしまっている。

倫理的な問題、感情的なことも含めて結論付けることができない問題の一つだからだ。

人が人を裁く権利はあるのか。

死刑を下す判断はどこにあるのか。

罪人の人としての権利は?更生は不可能なのか?

被害者、家族の気持ちはどうなるのか。

もしも冤罪であったなら?

血税で罪人を生かすな。とする暴論まである始末である。

 

過ちを犯し、それに気づいた時にはその判断を改めて人間は文化を成熟させてきた。その時の時代に左右されるようなあいまいな法律を規範にしてだ。

 

死刑制度には反対でいたい。

しかし被害者やその家族の方の気持ちも最大限汲みたい。

 

一方的に反対と賛成の主張を集め、尽きることのない議論だけを継続し、答えの出ない状況であるのならば、やはり死刑という制度は、制度事態が間違った方法だと思うのである。

 

議論は継続しなければならないが、

議論が継続しているならばやはり死刑という刑罰は保留にしなければならない。

 

代替え案だけ、あくまで個人の参考案として提示したいと思う。

 

代替え案、それは冷凍保存だ。

 

人間が生きていく上での最大の権利は、選択の自由と平等にある。と現代では定義されている。

これらを一方的に奪うことは何人にもできてはならない。たとえ罪人であったとしてもだ。

また、人間は生命を維持するために空間を必要とする。空間を維持するためにもコストが必要だ。

このコストを人間は自分自身で獲得している。これが人間の人間らしい生活である。

 

重い罪を犯した人間を自由の権利にもとづいて自由にすることはできないが、権利と生命を奪うのではなく、一時剥奪して停止させるのであれば、再開の可能性を残したまま、存在できる空間を最小限に抑えることができる状態になる。

 

もし冤罪がのちに分かったのなら、解凍できることも重大な意味を持ってくる。

 

現時点では技術の発展を待つ必要があるのが難点だが、死刑制度が持つ負の側面に配慮するなら充分可能性のある方法ではないだろうか。