絶望ノオト

ゆっくりと確実に、世界は終わっていく。

めんどうな仕事を押し付けると人はキレる。

今日は朝から上司に怒られた。

ちょっとめんどうな仕事を押し付けに行っただけなのに理不尽だ。この世には神も仏もいやしない。とくに仕事に関しては。言い訳になるがこの時ぼくはこのめんどうな仕事とは別に10倍めんどうな仕事を他に抱えていたので、多少めんどうな仕事でも普段からひまそうな人間なら気前良くやってくれるだろうと考えていた。しかしどうやらその目論見は甘くひまそうな人間にとってもめんどうな仕事はやっぱりめんどうくさかったようでめんどうな仕事持ってくんなと怒られた次第だ。めんどくさ。

ところでぼくは心が折れそうになると自然と心の中で唱える言葉がある。僕は関西出身なので心の言葉は関西弁だ。外では標準語。言葉は「なんぼのもんじゃい」と唱えている。なんぼのもんじゃいが関西弁かどうか疑わしい気もするがたぶん近い地域の言葉だと思う。特にお気に入りでも語感が良いわけでもない。しかしなぜか心が安らぐ。上がった横隔膜が下がる気がする。この言葉の効果に気付いたのはやはり心がポッキリ折れてグジグジにささくれながらお風呂に入っていた時だ。もう仕事なんか無かったことにしてバックレてやろうかと思ったがなんとなく上記の言葉を唱えていた。わけわからん言葉をなんとなく風呂場でつぶやいている精神状態はかなりヤバイ気がするがなんだか心が軽くなったのは事実だ。この言葉に思い入れも深い意味もないしどちらかと言うと嫌な語感に属すると思うがまぁそんな感じで気付いた。一応他の言葉も試した。例えばなんくるないさなんくるないさはなかなか良い感じだったがなんぼのもんじゃいよりこの場面での効果は薄かった。つぎになんばいうとるきに。これは意味が違かった。ちょうどこの時どげんかせんといけんを良くテレビなどで聞いていた時期だったのでこれも試したが浮かんでくるのは当時の宮崎県知事のドヤ顔だったのでやっぱりあんまり良くなかった。こなくそーも負けてられるかーもダメ。結局なんぼのもんじゃいに落ち着いた。

なんぼのもんじゃいの意味を一応解説するといろいろな訳を付けることができる。一つ目は、それ値段高いの?ふーんあっそ。だ。または、この私に試練を与えるとは良い度胸だ。いかなる試練もものの数では無い、まぁ多少キツイが、貴様はそこで座して見ているがいい!といったところか。あとはそれらなにかキツイ試練を成し遂げたあとに強がって、大したことなかったぜ!って言っているガキ大将的な物言いが近い気がする。

これらをすべてつなげてストーリー仕立てにすることもできる。

なんぼのもんじゃい?

なんぼのもんじゃい!!

なんぼの…もんじゃい!へへん!

こんな具合だ。

結局この言葉より良い代替品に今の所出会えていないのでなんぼのもんじゃいを使っているがもっと良い言葉があればすぐにでもそれに乗り換えたい。あとできればこの言葉を唱えるような事態になるのはもうやめたい。そういう次第だ。