クレジットカードの支払い方法を確認せずにはいられない病。
リボ払いをご存知だろうか。
リボ払いというのはリボルビング払いって言葉の略だ。
毎月のクレジットカード支払いを定額にできますよってサービスで、定額を超えた分は来月以降に繰り越すよって支払い方法らしい。
これだけなら分割払いの親戚かな?と思いがちなのだけど、一番注意をしなければいけないのは繰り越した分にはやはり利子をプラスされる点だ。当然手数料も。
それはつまりローンだ。
お金をカード会社に借りている。
警戒しにくい言葉に姿を変えただけだ。
最近どうやらこのリボ払いを流行らせようとする社会の雰囲気を身近に感じる。
流行ったものが全て自分たちにとって薬になるとは限らない。
うちの母親なんかはミーハーなので流行りものにすぐ飛びつく。タピオカとかチーズをチーズでくるんだチーズドッグとか。
これらのお店が地元にオープンしないでくれてほんとに良かった。
絶対に行くから。
行かないと気がすまない人だから。
糖尿病の気のある人につらいものを流行らせないでもらいたい。
それはまぁいいのだけれど、クレジットカードの支払い方法の確認画面を一度確認してもらいたい。
なんだかよくわからないうちにリボルディング払いっぽい言葉が並んでいる。
元金スライド方式〜、とかもそう。
持ってるクレジットカードを確認してみたらほとんどそうなってた。あわててコールセンターに確認の電話をしてしまったよ。
表示はリボ払いなのに、下の方でリボ払いサービスにはご加入されておりません。というようなまどろっこしい表記はやめていただきたい。わけがわからない。
なにが狙いなんだろうか。
視界に入り存在のアピールをされ始めると無意識に知識の蓄積が起こる。
ただでさえ世間には情報が氾濫している。
調べなくても気になる情報は勝手に目や耳に入ってくるだろう。
そして油断すると生活に浸透してくる。
人間はよく目に入るものを安心しがちだ。
情報も持っているし、今月苦しいし、少しだけなら…と手を出してもらえるのを待っているのだ。
こういう心理戦を展開している。
これは良くない。非常に。
払えないなら買ってはいけないと散々教えられてきた。
欲しいものは貯めてから買った方が良い。
もう一度徹底しなければならない。
購買意欲を刺激して、手を出しやすくする後ろにいるのは、いつでも利益を狙う一流の狼達なんだ。