天望ノオト

ゆっくりと確実に、世界は終わっていく。

トーマス・チューイングキャンディカードゲーム。そのバトル。

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トーマスチューイングキャンディをご存知でしょうか。

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トーマスチューイングキャンディは、噛んで食べることができるチューイングキャンディとして、機関車トーマスをモチーフにロッテ製菓から発売されているお菓子です。

100均で二袋入りか、三袋入りで見かけることができます。


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中身はこんな感じ。


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1袋に5枚入りでお値段も手頃です。味も大変美味しい。

 

発売元のロッテさんはこのキャンディの包み紙を並べてソドー島(トーマス達のいる島、おそらくイギリス領にある島のことでしょう)を再現して遊んでね!と推奨されています。

それについては異論を挟む余地はありません。

しかし、大の大人が遊ぶには少々物足りない。つまり一定年齢以上の大人がソドー島を作って遊んでも良いものなのか、少し悩む時があります。

 

実際やってみると結構きつい。

私は一応やりましたが、絵的に結構きついです。まわりの目が。

ついに使い切れなくなった包み紙と銀紙が山のように溜まってしまいました。

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以前から思っていましたがこの包み紙、ソドー島を再現するだけにしておくにはあまりに惜しい。

デザインのバリエーションがすごく多く、結構な力の入れようです。おそらく各色につき10枚以上のバリエーションがあるのではないでしょうか。

この包み紙のデザイナーさんはきっと寝る間を惜しんでデザイン案を作り上げ、印刷所の期限に間に合わせるため血反吐を吐く想いで絵を描き、我が子を送り出すがごとく気持ちでこの包み紙の原案を納品されたことと思うのです。

 

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※2袋分並べてみたところ。

 

そこで今回、嫌がるスイートさんに協力してもらい、このトーマスキャンディーの包み紙を使った簡単な対戦ゲームを考えてみることにしました。


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とりあえず中身を全部出していきます。

 

この時、お互いが最初に手に取った袋に入っているキャンディーの枚数の関係から、お互いの包み紙は必ず5枚ずつになります。

これが自分の手札になります。

 

まずその中からお互いにグリーンのカード、ここでは仮にフィールドカードとしておきます。これを場に出します。

 

 

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私の手札にはこのカードが入っていました。

 


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スイートさんはこのカードです。

 


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カードを置いた対戦場所はこんな感じ。

 

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私のフィールドカードですが、線路が三又に分かれています。これは3方向に行ける土地ということです。よって私の体力は+3されると考えていいでしょう。

 

 

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スイートさんのフィールドカードは一方向にしか行けませんが真ん中にデカデカとヘリポートの絵が描かれています。

よってスイートさんの体力は+1に、さらに自由に飛行できる能力も手に入れたと考えて良いでしょう。

これによって地上にいるわたしからは、空を飛ぶスイートさんに攻撃することができません。

こんな時でも飛んでる人なのですね。

 


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次に出すのは赤のカード=攻撃力強化カードです。

わたしは手札からこのカードを出しました。

線路が一方向に描かれています。つまりこれは攻撃力が+1されると解釈して良いでしょう。

さらに背の高いお城が右上に描かれています。

まるで空からの攻撃に備えているかのようです。

よってこのカードによって空からの攻撃にも対処できるようになったと考えます。 つまり対空攻撃能力を持ったことになります。

 


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スイートさんの手札からはこのカードが出てきました。

三又の線路が描かれています。

しかも鹿が二頭も描かれていますね。

攻撃力は+3され、さらにクリーチャー、怒り狂った鹿が2体同時に攻撃してきそうです。こわい。

よって合計で攻撃力が+5されると解釈して良いでしょう。

 


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次に手札から出すのはこの対戦ゲームの核心、プレイヤーの分身・アバターとなる通称プレイングウォーカーカードを出します。(※この通称はカードゲームMTGから一部拝借しました)

普段はソドー島の住人として日夜騒動に巻き込まれている彼らですが、今回はわたしの分身として戦場に出てきてもらいます。

 

わたしの手札からは「ヒロ」が召喚されました。

彼のことは良く知りませんが、よく見ると大変な汗をかいています。きっと汗っかきで真面目な頑張り屋さんなのでしょう。良い人オーラが感じられます。

しかしこのフィールドはもはや戦場。良い人ぶるのはやめて今回ばかりは暴走特急にでもなった気持ちで戦闘に臨んで頂きたいと思います。

 

プレイングウォーカーの初期戦闘力はお互い公平に攻撃力1、防御力1、を基本としましょう。

つまり僕のヒロは攻撃力1、防御力1を基本に、フィールドカードと攻撃力強化カードの恩恵を受け、総合的に攻撃力2、防御力4、加えて対空迎撃能力を持っているモンスターになりました。

 


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対してスイートさんの手札からはプレイングウォーカーカード「トーマス」が召喚されました。

このトーマスはこのチューイングキャンディーのシリーズ名「機関車トーマス」の名前からもわかるように、きっと主人公的ポジションにいる機関車なのでしょう。

彼のまわりでは毎日ひどい事件が毎度起こっている臭いがぷんぷんします。

彼がいる間、ソドー島に平和は絶対に来ません。

なぜなら彼自身がトラブルを引き寄せる生粋のトラブルゲッターだからです。

まるでコナンくんや金田一少年みたいな運命を持つ人(?)です。

 

このトーマスもスイートさんの出した攻撃力カードとフィールドカードの恩恵を受けます。

つまりトーマスは攻撃力6、防御力3、飛行能力を持ち、さらにクリーチャー・怒った鹿を二頭も従えるモンスターマシンになったわけです。

完全に化け物。

 


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現在の対戦場はこんな感じです。

 


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さぁ、だいぶ勝負も佳境に入ってきました。

次に出すのは黄色のカード=トリックカードです。

私の手札からはこのカードが出てきました。

文字に起こしますと、「夜パーシーにあったよ!あいさつなんていう?かんがえてみよう!」と、あります。

パーシーさんのことは良くわかりませんが、僕なら言葉を発する機関車に夜遅くに出会ったなら「ぎゃー!!」と言ってしまうか、「早く帰れっ!」と願います。もしくは「悪霊は去れ!」などもっと辛辣な言葉を投げかけ、顔のついた悪趣味な機関車にはさっさと自分のテリトリーの世界に帰ってほしいと思うでしょう。

よってこのカードの効果としては、戦場にいるトーマスの攻撃力+1、パーシーの防御力−2、といったところでしょうか。

 


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スイートさんの手札にあったトリックカードはこのカードです。

見るからにさきほどのパーシーさんが困っています。

「水が無くてパーシーが動けないよ!きみならどうする?考えてみよう!」と、文にあります。

スイートさんはパーシーのことを知らなかったので、「知らないこの人。スルーする。」と答えました。

パーシーさんの防御力が−5されます。

パーシーさんは災難ですね。

 


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戦場に大体の手札が出揃いました。

ついに攻撃フェーズです。

お互いの全攻撃力と全防御力、加えてクリーチャー達を従え全力で殴り合っていただきましょう。

現在の戦闘力を図にするとこんな感じです。

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※お互いに飛行、またはそれに対して対空攻撃能力を持っています。

 

 

さきほどのトリックカードによって強化されたスイートさんの分身=トーマスの現在の攻撃力は7、防御力は2、さらに飛行能力を持ち、鹿を二頭従えパーシーさんをスルーする狂犬ぷりになりました。

 

対する僕のヒロは攻撃力は変わらず2、防御力は4、お城に住み対空攻撃を可能にする能力を持っています。夜は危険なためパーシーさんに家に帰れという優しい心も手に入れました。

 

このまま殴り合うと、確実に僕のヒロはスイートトーマスの攻撃力の前にただのスクラップにされるか、さもなくばただの鉄塊としてソドー島の地を踏むことなく廃棄処分にされてしまうことでしょう。

 


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しかし、まだ諦めてはいけません。

最後に手札に残った青のカード、カウンターカードを戦場に出します。

カウンターカードは文字通り、攻撃してきたプレイングウォーカーに対してのみ効果を発揮する対プレイングウォーカー専用カードです。

 

僕はカウンターカード、対トーマスを出しました。

まるでトーマスが解体されているかのように無残に分解された絵が描かれています。

このカードによってトーマスはこれまで蓄えてきた攻撃力、防御力が一気に−5されます。

 


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対してスイートさんはエミリーの描かれたカウンターカードを出しました。

しかし残念ながらエミリーはこの戦場にいません。

遠く離れたソドー島のどこかにいるはずのエミリーの攻撃力、防御力が−5されます。

 


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図にするとこんな感じ。

 

トーマス=攻撃力2、防御力1、飛行。鹿x2

ヒロ=攻撃力3、防御力4、対空攻撃。お城住み。

 

戦闘結果です。
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僕のヒロが見事に勝利しました。

最後のカウンターカードが抜群に決まりましたね。鹿二匹程度ではお城は攻略できません。

ただ、ソドー島のどこかにいるエミリーさんとパーシーさんにはとても気の毒なことをしてしまいました。

しかしこれはあくまで戦争。あってはいけないことですが戦争に犠牲はつきものなのです。

遠方で開始された闘いのせいでとんだ災難を被らせてしまいました。

やはり戦争とは虚しいものです。

 

当然残ったチューイングキャンディーは勝者だけが独り占めできます。

 

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もぐもぐ。

 

 

…いかがだったでしょうか。

美味しいお菓子を賭け、最後に争いの虚しさまで教えてくれるこのゲーム。

即席の割になかなかうまくまとまったような気がします。

 

包み紙でソドー島を作るのに少し疑問を感じてきたとき、時々このゲームをプレイしてみるのも良いかもしれません。

そうすればソドー島の仲間達のことに想いを巡らせる良いきっかけになるかも。

きっと忘れていた大切な何かを思い出すことができるかもしれません。

 

それでは、また。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。