義理のお義父さんに将棋で負けまくっている。
先月からお嫁さんのお義父さんとお義母さんと一緒に暮らし始めました。
お義父さんは毎日駅まで送り迎えしてくれるし、帰ったらお義母さんがご飯作って待っていてくれているし、掃除洗濯も毎日してくれるしで良いことづくめなのですが、お義父さんが晩酌している時、ときどき将棋を指そうと誘ってきます。
僕は将棋が弱いので毎回惨敗します。
どうにか一回だけ、お義父さんが相当酔った時に運良く勝てたことがあるのですが、それ以外は全敗です。
しかも向こうの形勢が良い時、すごく上機嫌でそれがまた憎々しくめちゃ悔しいです。
シラフくらいの時になんとか勝ちたいのですが、将棋の腕は一朝一夕では上がりそうにありません。
僕に足りないのは実戦経験と定跡の指し筋の知識と読みの深さと詰めの経験だと思います。
…全部ですね。
特に前半は指し方を知らなさ過ぎて、形勢を自ら悪くしているような印象すらあります。
とりあえず昼休みにプロの棋士の方々の棋譜を眺めたり、スマホに将棋のアプリをインストールして対戦したりしてみましたが、レベル1でも強過ぎて参考になりません。
1番強いレベル(レベル8)だと最短30手ぐらいで負ける有様です。
AIマジで容赦ない。
特に前半はAIレベル1でもやたらと強く、レベル8にもなると鬼神の如き様相です。
一般向けの無料アプリでこんなに強いAI搭載して、初心者になんの恨みがあるんだ…っていうのが率直な感想ですが、それはまあ良いでしょう。
何度か挑戦していて気づいたのですが、はじめの5手くらいまではたいてい同じような指し方をしてきます。定跡なのでしょう。棋士の方の棋譜と似ています。
こちらが強ければさらに良い手を指してくれそうです。
なのでもう一つタブレットを用意して色んな将棋ソフトのレベルMAX同士対戦してもらうことにしました。
それぞれ先手と後手に設定し、交互に指しあわせれば、色んな指し方が観れると思ったわけです。
同じソフトのAI同士でも毎回同じ指し筋にならないのもすごいです。開発された方は悩み苦しみ、何かを犠牲にしてでも同じ指し筋にならないように開発されたのでしょう。頭が下がる想いです。
アプリストアで、将棋、と検索して1番レビュー数が多かったアプリが今のところ1番強いようです。
いまはそのアプリのAI同士で指しあってもらい参考にしています。
ただ一つ問題があって、同じAI同士だと前半はどうあれ、たいてい先手が勝ってしまいます。あと、それはルール的にOKなんだろうけど倫理的にダメだろうっていうような指し筋を平気で指していくのもマズイです。王の前に平気で何度も執拗に歩を打ったり、待ったをしても良い盤面で待ったをしてくれたり一切しません。当然ですが。
こっちとしては義理の父ちゃんと仲悪くなってまで勝ちたいわけではないのでこの辺りは参考にしないほうが良いのでしょう。
後、初心者では到底思い浮かびもしないようなエキセントリックな戦法を指してる時もあって考えても理解不能な時が多々あります。
それでもいま1週間目くらいですが、ソフト相手にレベル2くらいまでなら良い勝負ができるようになってきました。
人間味を失わない程度に頑張ろうと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。