絶望ノオト

ゆっくりと確実に、世界は終わっていく。

皮膚 かゆい ♯01

→かゆみAが現れた。

→たたかう?

→ツメで攻撃!

→かゆみAをたおした。

 

→かゆみBが現れた。

→かゆみBは呪文を唱えた。

→かゆみAは回復して起き上がった!

→ツメで攻撃!

→かゆみBをたおした。

 

→かゆみAは仲間を呼んだ。

→かゆみC、Dが現れた。

→かゆみCは呪文を唱えた。

→かゆみBは回復して起き上がった!

 

→特技を使う?

→乱れツメひっかき!

→ズババババ!!

→かゆみABCDをたおした。

 

→道具を使おう。

→かゆみ止め軟膏。

周囲のかゆみの気配が消えた!

 

かゆみEが現れた。

 

上記のようなことが2年近く続いている。

かゆい。

とにかくかゆい。

もうツメでは勝てない。

戦場になっているのは左足の膝下からくるぶしまで。

戦場となった箇所は長年の戦闘で地形は変わり大地は裂け草木すら生えない地獄絵図のような有様になってしまっている。

かゆみは倒しても倒しても起き上がってくる不死身の軍団のようだ。

今や、かゆみベス、レッサーかゆみとつづき

マドかゆみやキングかゆみまで出てくるようになった感じがする。

範囲、強さ、出現率どれをとってもすごく強い。

皮膚を切り取って八つ裂きにしてやろうかと思うほどとにかくかゆい。

 

蚊に刺されてムヒもなく悶えてる遠足中の幼稚園児のような気分だ。

 

あと眠れない。寝れてもかゆみで目が覚める。

無意識で掻いてるかもしれない。

かゆみは待ってくれない。

 

もうこれは病院に行こう。明日行こう。

防具屋と道具屋をハシゴして装備を整えよう。根治治療しないといつしか大地のほうが先に死ぬ。

裏の世界の毒の沼地を表世界に出してはいけないんだ。

 

あと耳の裏に、はぐれかゆみもいる。